
新江ノ島水族館・なぎさの体験学習館
動物
その他(企画担当・アーカイブ担当・資料保存など)
笠松 舞
KASAMATSU MAI
自己紹介
新江ノ島水族館に併設するなぎさの体験学習館で、キュレーターとして働いている笠松 舞です。
※キュレーター…資料の収集や研究、展示、保存、管理をおこなう専門職を当館ではキュレーターとしています。
※キュレーター…資料の収集や研究、展示、保存、管理をおこなう専門職を当館ではキュレーターとしています。
所属館の設置者・運営母体は ?
なぎさの体験学習館は神奈川県が設置し、新江ノ島水族館が運営しています。新江ノ島水族館は民間による運営です。
あなたの専門分野は ?
火山学、科学コミュニケーション
学芸員になろうとした理由、学芸員になるまでの経緯は ?
子どもの頃から宇宙に興味があり、宇宙分野に近い地球科学分野のある大学に進学したところ、フィールドで様々な火山を巡り、火山学にどっぷりはまりました。火山について世の中ではあまり知られていない現状から、より多くの方に伝えられる仕事をと考えたところ、専門とする場は少なく、科学館で科学コミュニケーターとして勤務しました。火山に限らず、科学の多様な分野、そのつながりを伝えられることに面白さを感じ、現在の仕事に至ります。
仕事内容は ?
海や生きもの、そこからつながる事について、お客さまに興味を持ってもらえるような解説、プログラムの企画、運営、展示生物の飼育(生物採集、水槽掃除、餌やりなど)、展示資料収集などをしています。また、水族館の会議への出席や部署間の調整もしています。施設のリニューアル時には展示テーマや内容を考え、形にしています。
展示エリアでのようす
仕事のやりがいのポイントは ?
お客さまから「楽しかった」などと言葉をかけられることはもちろん、会話の中で「なるほど、だから〇〇なのね」と話が発展し、興味の世界が広がることをお互いに共有できた瞬間は格別です。また、一期一会のお客さまがほとんどの中、時々顔をだしてくださる方から、その後の話が聞けることもあります。
たいへんなところは ?
物づくりや生きものについてのプログラムを計画する際、興味関心が多様なお客さまの“どこか”に響く内容にするため、あらゆる状況を想定します。なかなかアイディアが浮かばないこともあり、生みの苦しみを感じます。
担当した展示更新エリア
今後やってみたいことは ?
解説や実施したプログラムのお客さまへの効果について、調査や発表があまりできておりません。このような仕事がもっと増えれば、と思うので、自分達の活動について発信ができればと思っています。
学芸員として必要なスキル、経験、資格は ?
相手の話を聴く力。自分の専門分野以外にも好奇心が旺盛であること。自分の考えの軸となる学問分野があること。学芸員採用は学芸員資格ならびに専門分野があることが前提です。科学コミュニケーターのように解説やプログラムの企画実施等を行う場合、学芸員資格は必須ではありませんが、ベースとなる専門分野を持っておくとよいように思います。学芸員資格取得の課程で学ぶ内容は博物館業界で働くうえで役立ちます。