馬の博物館

柏﨑諒

KASHIWAZAKI RYO
自己紹介
馬の博物館の柏﨑諒です。美術を担当しています。
所属館の設置者・運営母体は ?
日本中央競馬会の外郭団体である公益財団法人馬事文化財団です。
あなたの専門分野は ?
日本絵画史・狩野派
学芸員になろうとした理由、学芸員になるまでの経緯は ?
学生時代は、人文系の研究職に就きたいと漠然と考えていました。そして、机に座っての研究だけではなく、資料や作品を取り扱ったり、運搬したりといった、細かい手作業や力仕事も行う仕事内容に魅力を感じて、学芸員を目指すようになりました。
大学では、学部から大学院の修士課程、博士後期課程を通して、日本美術史を専攻しました。そのほか学部生時代には、古美術研究会というサークルに所属して、博物館や美術館などで開催される展覧会や寺社などをサークルメンバーとともに見学していました。
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仕事内容は ?
通常時は、所蔵資料や収蔵庫、展示室の管理業務と、展覧会の準備などを行っています。また、博物館で開催される各種イベントのお手伝いなどをすることもあります。しかし現在は、博物館の取り壊しと改築のために休館中で、改築に関わる業務を中心に行っています。2024年度は、博物館を取り壊すために、収蔵庫から約2万件の所蔵資料を全て運び出し、温湿度管理ができる倉庫に資料を預けました。その際、所蔵資料と資料カードの突合などの整理作業をした上で、美術輸送業者とともに梱包、運搬作業を行いました。2025年度は、博物館の建物、収蔵庫や展示室などの設計に関わる業務や、新しい常設展示の計画などを行っています。最新の考え方に基づいた博物館の設計や常設展示の計画は、困難も伴いますが、楽しい業務です。
仕事のやりがいのポイントは ?
新たな考えやこれまで知られていなかった作品を展覧会などで紹介して、好評をいただいたときに大きな喜びを感じます。作品や資料の収集、公開は、博物館の主要な業務のひとつで、他の研究者に比べて、作品に接する機会が多くあります。そのため、これまで知られていなかった作品を見つけて、収集・公開することは、学芸員の仕事の中でも最も魅力的なもののひとつと思っています。
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学芸員として必要なスキル、経験、資格は ?
博物館の日常業務や、展覧会開催に際しては、多様な分野、職種の人と関わることが多いと思います。また、1人だけの能力や知識でできることは限られていて、業務を行う上で様々な人の手助けが欠かせません。そのためには、相手の立場や考えを理解した上で、様々な方々と共に働くことができる必要があると考えています。
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